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不二家の不祥事を通じて思うこと・・・
洋菓子で有名な「不二家」が不祥事で経営が傾いています。永年に亘って安全を定めた規則を無視して営業を続けて来たのが発覚して消費者の信用を失ったのが原因です。同種の事件は数年前に「雪印乳業」でもありました。ニュースはしきりに不二家が消費者をあざむいた点を突いております。それが正論であろうとは思いますが、私は別の点で注目する事がありましたので、感じたことを述べてみます。
皆さん!ニュースの中にこういう記事があったのを憶えていますか?・・・「不二家は出荷に際しケーキの細菌が○○個/cc以下と決められている基準を大幅に超える××万個/cc含むものも出荷していた」・・・と。なるほど工場から送り出されるケーキは完全無菌的ではなく1cc当り雑菌○○個以下という基準があるんだ。即ち「一定以下の雑菌で汚染されている可能性」を認めている訳か。
私は作られているケーキが全くの無菌であると信じていましたが、少し現実的に考えれば製品が販売ルートに乗って店頭に並ぶまで無菌の環境が保持される訳でもなく、ある程度の雑菌がつくのを許容しなくてはなりますまい。病院の手術場でさえ全くの無菌ということではなく、医師・看護婦の吐息、毛髪、皮膚などから雑菌が浮遊します。一般のお菓子屋さんの日常の売り場で少々の雑菌が付着するのは極めてアタリマエですね。
一方、驚くべきことには、今回発覚したような「基準を超えた雑菌で汚染されたケーキ」を永年販売しながら不二家の歴史の中で新聞種になるような大きな食中毒等の事件がありません。「雪印」の場合も消費期限を超過した牛乳を大量に使用していたにもかかわらず事故は起こりませんでした。
私は私達を取り巻く雑菌がいかに私達の健康に寛容であるか、つくづく感じました。私達を雑菌の大海の中に深く浸っているからこそ安泰とも言えるのではないでしょうか。・・・ノロウィルスやO157には負けますがねー・・・。
あなた、おせんべい食べていますね。さっき赤ちゃんのオシメ替えていた手を洗った? アルコールで手とせんべいも拭いて食べています・・・ウッソー!
運動会、額の汗をぬぐいつつおにぎりをほおばっていますね。
愛犬とキスをしたり顔をなめさせていましたね。
最後に決めつけ・・・プール・・・プールに入るのに水着は着用するもののお尻の穴は実際丸出し同然、無菌になるまでお尻が拭けるはずもなく、プールの中は大腸菌がウヨウヨいます。保健所の基準でプールの水質は大腸菌△△個/CCと許容基準があり、決して「0」ではありません。毎年海水浴場水質ランキングも大腸菌の基準が入っています。あの何万人もの海水浴客が全員、少なくとも小便を便所でしているはずがないと思います。世の中何処も汚染しているのですよ。
今月の「院内だより」は最近の「チョウ清潔志向」にちょっと逆らってみましたが、如何だったでしょうか? あんまり「こだわる」とキスもできなくなりますよ。 |