よくある質問

寒い深夜に高熱、痛み、咳などを抱え少しでも早く適切な医療施設を見付けるにはどうしたら良いでしょうか? 特に小さいお子さんを持つお母さんは気になることです。最も良いのは“かかりつけの先生”に相談出来ることですが、深夜では中々つかまりませんね、その場合は休日・夜間診療所を利用することになります。

練馬区では練馬区役所庁舎内夜間・休日診療所(03-3994-2238)
石神井庁舎内夜間・休日診療所  (03-3996-9404)

が簡単な内科、小児科に対応します(午後10時30分迄)。しかし重症、複雑な場合(・・・例えば心筋梗塞、脳出血、骨折、早期破水)などに対する治療となると二次救急施設を目指すことになります。二次救急施設を捕まえるには♯(シャープを押して)7114番で探すか、直接救急車119番を呼ぶか2つの方法があります。結果的には前者のやり方が早くて確実なことが多いのです。何故かと申しますと救急車を呼んでも先ず隊員が患者をチェックして、それから適当な病院を探します。この間、救急車は搬送先が決まらなければあなたの家の前から動きません。搬送先が決まるまでしばしば多大な時間がかかります・・・いわゆる「たらい回し」です。もしあなた自身が診てもらえる先を持っていれば、あるいは♯7114で受け入れ先の了解を得ていれば救急車は直ちにそこへ向かうことが出来ます。救急車隊員の一番しんどい仕事は受け入れてくれる先を探すことなのです。その他に東京都のひまわり電話=03-5272-0303があります。これで当日のその時間帯に開院している医療機関の情報を得ることが出来ます。
 さて、‘‘たらい回し‘‘はしばしば問題になります。実際近隣の二次救急病院の夜間外来に立ち合ってみますと、色々な科の患者さんが10~15人と待っていることは普通で、そこに新しく救急車の申し入れがあっても「只今忙しくたいそう混雑中」とか「手術で手が空きません」と断ることは嘘でもなくよくあることなのです。たらい回しの理由が私のみるところ「救急施設が足りない」・・・よりむしろ「救急でない人が受診すること」が最大の原因と思えました。昼間、充分に時間があるのに「会社を休みたくなくて」とか「時間外だとすいている」とか「明日遊びに行くので念の為クスリを」とかとても救急とは思えない人・・・まあ半分は‘‘救急‘‘にふさわしくない患者さんが多いのです。その分、真に救急医療を必要とする患者にシワ寄せが来ています。
 改めて耳鼻科に関して述べてみますと夜間・休日の救急外来で最も多いのは耳痛と高熱を伴う喉の痛みでしょうか。前者は多くは急性中耳炎で薬だけで楽になりますが激しい場合は鼓膜切開が必要になります。後者は幼児は痙攣などを招くこともあり、成人では肺炎や扁桃周囲膿瘍の場合もあるので激しい症状があれば深夜にならぬうちに二次救急外来を受診しておくことがお勧めです。緊急処置を要する耳鼻科の病気では・・・喉・鼻の異物、顔面骨折、重症鼻出血などは二次救急です。

おわりに:上述の様に軽症よりむしろ二次救急の場合の方が受診でも入院でも難しいのです。万一の時はスムーズに入院・治療が受けられる為にはコツがあります。それは極めて当たり前のことですが、自らの病気・持病についてなるべく“かかりつけ病院”を持ち、折に触れ通院しておくことです。あるいは急な病気・・特に先に触れた幼児の病気は足が速いですから心配なら昼間に受診しておくことです。いずれの場合も万一の時は病院に電話をかけてこう伝えましょう
「日頃・・あるいは昼間、お宅でお世話になっている患者ですが・・・」
まず、たらい回しを食うことはありません。

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